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精密工学会 マイクロ生産機械システム専門委員会 2019年度 第58回委員会 にてCTO田口が講演を行いました

2020-01-30
精密工学会 マイクロ生産機械システム専門委員会 2019年度 第58回委員会 実施

2020年1月30日(木)に精密工学会 マイクロ生産機械システム専門委員会 2019年度 第58回委員会が開催され、その中で弊社CTOの田口が講演いたしました。

公益社団法人精密工学会(英称: The Japan Society for Precision Engineering、略称: JSPE)は精密工学とその関連分野の学会で、ものづくりに関わるテーマを広範囲に取り扱っています。

精密工学会 マイクロ生産機械システム専門委員会 2019年度 第58回委員会 実施

今回の講演では「IoT/AIソリューションOrizuruの実装・活用事例」というテーマで、まずは機械学習を利用した穴あけ加工精度向上の事例についてお話しました。

長時間生産していると穴位置がずれてしまうのですが、現状はベテランの勘と経験により補正を行っています。そこにOrizuruを導入しました。工作機械に取り付けたセンサーによって画像・振動・温度を検知し、AIに大量のデータを学習させることで穴の位置ずれを予測することが可能になり、ベテランでなくてもずれを補正することが可能になりました。また、大量のデータを分析したことで位置ずれの原因を特定することにも成功し、改善活動に繋げることもできました。

続いて、小型マシニングセンタ「SCB-1」に搭載されたAIと、工作機械の位置、速度のリアルタイム3D描画処理の実装について話しました。「SCB-1」はベッコフオートメーション様と駿河精機様、CCTの3社で共同開発した小型マシニングセンタで、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)などの機能が組み込まれています。

「SCB-1」はベッコフオートメーション様が展開するオープンコントローラ「TwinCAT CNC」で制御されていますが、そこにCCTがAIを用いたモジュールを組みこみ、制御情報やセンサー信号情報のリアルタイムモニタリング、AIによる異常負荷検知を実現しました。

TwinCATが提供する開発環境はソフトウェア開発者フレンドリーであり、少ないコード量で実装することができます。

少ないコード量でコントローラの内部データにアクセスする機能を実装できることにより、数ms単位の処理インターバルが実現され、工作機械の位置、速度のリアルタイム3D描画が可能となりました。

このように、OrizuruはIoTを活用して課題を発見し、AIを駆使したデータ活用や自動化をすることで課題解決する製造業向けのソリューションです。CCTは業務コンサルからIoTシステム構築、データ解析とAI構築、さらに人材支援まで行うことで総合的なソリューションを提案することが可能です。

また、自社にIoT開発部隊が居り、独自のシステム開発、サービス開発を手掛けるお客様向けにはOrizuru SDKを提供しています。その中の一つ、Orizuru Gateway SDKは最新の工作機械の共通インタフェースである「umati」にも対応しました。その他にも様々な通信インターフェイスに対応しており、中小規模の工作機械メーカーの技術的・コスト的な問題を解決することが可能です。

セミナーを終えて

精密工学会 マイクロ生産機械システム専門委員会 2019年度 第58回委員会 実施

セミナーの最後には質疑応答があり、その後の懇親会も含めて大盛況で終えることができました。

今後もこのようなセミナーをご依頼いただければ、様々な場所で登壇しますので、ぜひお声がけいただければと思います。ぜひ、こちらからご連絡お願いいたします。

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