顧客ニーズ・業務フローに即した柔軟なカスタマイズを実現
当社ではお客様のニーズに応じた幅広いソリューションを取り入れ、業務改善やDX支援を積極的に行っています。一例としてウイングアーク1st株式会社が提供する製品は、迅速な構築が可能なクラウドと閉域網でも動作するオンプレミスの両方に対応しているため、用途やセキュリティ要件に合わせて柔軟な導入支援が可能です。
主なソリューション
Dr.Sum

Dr.Sumは企業に散在する大量データを活用できるよう集約する高速データベースです。データを収集するためのETLツール、データを集積するためのデータベース、データを可視化するユーザーインターフェースをAll in Oneで提供します。Dr.Sumは、データをクレンジングするためのスクリプト機能を搭載し、基本的な設定はノンプログラミングで行えるため、データのホワイトボックス化に有用です。また、収集できるデータのなかにはExcelも含まれており、現在の業務を大きく変更することなくデータ収集が可能です。

- 1Orizuru×Dr.Sum×MotionBoard 製造現場の今から、明日のインサイトを発見
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当社の製品「Orizuru MES」をハブとして工作機械・検査機・ロボット・センサー等のハードウェアからデータ取得・制御することができます。また主要なCNC、PLCと連携し製造ラインの自動化を実現します。これらの機器から収集したデータをDr.Sumへ集積しMotionBoardで可視化することで、製造現場のインサイトを検知しQCD(Quality,Cost,Delivery)向上の分析・発見が可能です。
- 2Dr.Sum×Tableau 超大量データを超高速分析
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通常のDBではディスク集計という技術が使用されていますが、Dr.Sumはインメモリ集計機能による超高速集計が可能です。
これによりPOSやIoTデータのような10億件レベルの分析用データソースであっても、セルフBIとしてビジュアルに強みのあるTableau上で高速設定、分析が可能になります。データが企業の第四の資産として呼ばれるようになった昨今、企業に集積されたデータは指数関数的に増加しています。
データを有効利用するためには出自や正確性、用途を明らかにするデータガバナンスとともに、ユーザーが大量データが扱えることを保証するデータエクストラクションマネジメントが必要になります。
invoiceAgent

invoiceAgentはあらゆる取引文書のデータ化を行う電子帳票プラットフォームです。紙から電子への変換だけでなく、OCR機能による印字内容のデータ化や、取引先への電子帳票配信機能などを備えます。invoiceAgentは帳票データを仕分け・保管・検索・他システムへのデータ連携が行えるため、これまでボトルネックだった紙の介在による煩雑な事務処理の解消に有効な手段です。また電子帳簿保存法の保存要件を満たすことから、ペーパーレスやコスト削減だけでなくガバナンス強化も期待できます。

- Salesforce×invoiceAgent 手入力から解放される受注DX
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注文書や請求書などの紙媒体をPDF化し、invoiceAgent上で起動できるOCR機能を実行することで、システムへ手入力する作業がなく自動で入力を行うことが可能です。
これにより転記ミスの低減や入力の手間を削減できるのはもちろんのこと、電子文書保存にも役立ちます。またOCR機能を利用したデータ化は専用のアダプタを利用することで、Salesforceへの連携も容易です。受注業務などの事務作業とSalesforceをはじめとしたSFAをリアルタイムに連携することで、営業ステータスの同期、顧客取引履歴の検索性向上など顧客満足度向上へつながる情報の透明化が可能です。
OutSystems
ビジュアルな開発環境により、プログラミングの知識がなくても直感的にアプリケーションを開発できるローコード開発プラットフォームです。Webアプリケーションやモバイルアプリを迅速に開発することができ、複雑なロジックも実装可能です。
- 1開発期間の短縮とコスト削減を実現
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自動生成される高品質なコードと綿密なテストにより、従来の開発手法に比べて大幅な期間短縮を実現します。市場の変化に迅速に対応し、競合との差別化を図ることができます。また、開発期間の短縮によるコスト削減や、新しいサービスの早期市場投入による収益化など、ビジネス全体の効率化に貢献します。
- 2クラウドネイティブで拡張性と安定性を両立
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再利用可能な部品(コンポーネントやテンプレート)を豊富に備えており、これらを組み合わせることで短期間で複雑なアプリケーションを開発できます。開発者の負担軽減による開発効率向上、ビジネスモデルの変化に合わせた柔軟なシステム変更、そして高品質なコードによるシステムの安定稼働が挙げられます。
- 3ワンストップであらゆるアプリケーション開発に対応
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Webアプリケーションだけでなく、モバイルアプリやIoTアプリなど幅広い種類のアプリケーション開発に対応できます。既存システムとの連携も容易で、企業が持つ既存の資産を活かしながら新しいアプリケーションを開発することが可能です。様々な種類のアプリケーションを統一的なプラットフォームで開発できるため、開発コストを削減し開発期間を短縮できます。
Amazon Web Services

Amazon Web Services(AWS)は、Amazon Web Services, Incが提供しているクラウドコンピューティングサービスの総称です。コンピューティング、ストレージ、データベース、機械学習、IoTなど、あらゆるITニーズに対応可能なため、企業は必要なサービスを柔軟に選択し、独自のシステムを構築できます。従量課金制を採用しており、使用した分だけ料金が発生します。これにより、初期投資を抑え、コスト効率の高いシステム運用が可能です。また、需要の変動に合わせてリソースを柔軟に増減できるため、無駄なコストを削減できます。
世界中のデータセンターに分散されたインフラストラクチャを持ち、高い可用性と信頼性を実現しています。システムのダウンタイムを最小限に抑え、ビジネスの継続性を確保できます。また、世界中のアベイラビリティーゾーンにデータセンターを展開しており、グローバルなビジネス展開を支援します。世界中の顧客に低遅延でサービスを提供できます。
- AWSのユースケース:製造業・建設業向けの3D Viewer
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当社で開発した3D Viewerは、主に製造業・建設業向けに活用されており、汎用Webブラウザで多様な形式の3Dデータ表示に対応しています。低スペックなPCでも軽量に動作し、高価なライセンスも必要としないため、業務に関わる多くのメンバーが利用でき、お客様の構築するシステムに柔軟に対応することが可能です。AWSを活用してセキュアでスケーラブルなインフラを構築し、DevOps(CI・CD)を導入することで、迅速な開発と運用を可能にします。
Orizuru 3D Viewerのアプリケーション例 Orizuru 3D IFC Viewerのアプリケーション例