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IoTを活用した大手企業による4つの製品を紹介します

入門
2019-11-04

コラム「IoTの活用事例 ~身近なデバイスから産業界の取り組みまで~」では様々な分野でIoTが導入されると何ができるのかをご紹介しました。

今回のコラムでは実際にIoTを活用した4つの製品をご紹介していきます。

IoT製品/Amazon ~Amazonダッシュボタン⇒AWS IoTボタン~

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身近なIoT製品として、消費者がまっさきに思いつくのはAmazonダッシュボタンだと思いますが、2019年8月31日をもってサービス終了となりました。

ボタンを押すだけで特定の商品を注文することができる、という非常にシンプルでわかりやすいIoT製品でしたが、スマートスピーカーである「Amazon Echo」を経由して音声で注文するユーザーが増えたため、物理的なボタンはその役目を終えたようです。情報をインプットする手段が「ボタンを押す」から「音声」という違う形に変化しただけで、IoT製品であることは同じです。

「ボタンを押す」というインプットを別の形でサービス化したものが、「AWS IoTボタン」で、Amazonが提供するクラウドサービス(AWS)内でボタンのロジックをコーディングすることで、ボタンを押した際のアクションを自分で設定できるというIoTデバイスです。アクション内容はアイテムのカウント、呼び出しやアラート、サービスのオーダーなど様々ですので、ピザを頼んだり、家電をコントロールしたりと好みの使い方ができます。IoTボタンという名前通りの製品ですね。

IoT製品/KDDI ~au HOME~

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KDDIが提供している自宅の家電とスマートフォンを連携させるIoTを活用したサービスで、主な利用用途は以下の通りです。

  • ネットワークカメラを使って外出先から室内の状況を確認する
  • 赤外線リモコンを使って家電を遠隔で操作する
  • センサーで扉の開閉を検知する
  • 家電の電気使用量をリアルタイムで確認する
  • 外出先から子供やペットの様子を確認する
  • 留守中の家の様子を把握することで防犯対策をする

サービスを申し込むとカメラなどのデバイスと無線通信用のアダプタが送られてくるので、それらを設置してWi-Fiに繋ぎ、スマートフォンアプリと連携させます。デバイスは自分がやりたいことに合わせてお好みで追加することができます。

一般的に「スマートハウス」や「スマートホーム」というとエネルギーが制御された省エネ住宅のことを指し、au HOMEのような住宅は「IoTホーム」や「IoT住宅」と呼ばれています。

IoT製品/ヤマト運輸 ~ロボネコヤマト~

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ロボネコという可愛い名前のサービスはヤマト運輸とDeNAの共同プロジェクトです。

今や当たり前となっているネットショップでの買い物、即日発送、不在時の再配達は私たちの生活を便利で豊かにしてくれますが、その一方で宅配業者に大きな負担を強いています。中でも再配達率が約20%であることが、ドライバーの生産性を著しく低下させ結果的にドライバー不足の最大の要因となっています。

そこで開発された製品が自動宅配システムである「ロボネコヤマト」です。利用者がスマートフォンで受け取りの日時と場所を指定し、指定の場所に止まっている車に荷物を取りに行きます。車内に設置してある宅配ロッカーにスマートフォンに表示された二次元バーコードをかざすことにより荷物を受け取ることができます。

従来の家で宅配便を受け取る仕組みとは違い、自ら出向かなければなりませんが場所の指定は屋外であれば自由で、時間も10分刻みで指定できるため買い物の途中や帰宅途中に受け取ることが可能で、家で待っている必要もありません。

このIoTを活用した自動宅配システムは2017年から1年間に渡り神奈川県藤沢市で検証が行われ、再配達率は0.53%まで劇的に下がりました。
ロボネコヤマトのサービスを支えているのがAIを活用した車両運行システムです。システムが従来のドライバーの経験から得たノウハウを取り入れながら、道路の混雑状況を考慮して最適な運転ルートを示すので、ロボネコのドライバーは指示通りに運転し、指定場所に一定時間駐車することを繰り返せばよく、荷物の受け渡しには関与しません。今後はドライバーレスの自動運転も含めて検証を続け、実用化を目指しています。

IoT製品/トヨタ ~かんばん方式~

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トヨタ自動車では「トヨタ生産方式」をとっています。トヨタ生産方式は徹底的に無駄を失くし効率化するために長い年月をかけて確立されたもので、二つの思想から成り立っています。

・「自働化」
異常が発生したらただちに機械を停止させ不良品を作らない
・「ジャスト・イン・タイム」
 各工程において必要なものを必要な時に必要な分だけ生産する。

二つ目のジャスト・イン・タイムを実現するための仕組みが「かんばん」です。かんばんは、部品納入の時間、数量が書かれた作業指示書で、部品箱一つ一つにつけられています。後工程で部品を使用したらかんばんを外し、前工程に戻し使用した分だけ補給することで在庫が過剰になることを防ぎます。

1990年代の初めにかんばん方式はIT化されeかんばんへと進化しました。データ化されたeかんばんは遠隔地とのやりとりも可能で、現在のIoTの走りとも言われています。

他にもトヨタでは人の作業を効率化するためにIoTを活用しています。効率化するためには従来の作業にどれだけ時間がかかっているかを計測し分析する必要がありますが、人手での計測から作業者につけられたセンサーで作業にかかった時間を自動で計測する仕組みへと変えたのです。この仕組みの導入によって、作業者毎の実績データ、例えば部品の組み立てにどれだけ時間がかかったのか等をリアルタイムで取得できます。また、センサーは時間の計測だけでなく棚の位置の検出も可能で、現場の問題点、例えばよく使う部品の棚が取りづらい位置にある、等がすぐに可視化されるようになりました。これまでは複数人のチームで1ヶ月ほどかけてデータを取得、分析し「カイゼン」に取り組んでいましが、IoTの導入により瞬時に問題点がわかるようになり、迅速にカイゼン策を打つことができるようになりました

IoT製品を導入して業務を改善したい

日常生活から大企業の生産工程まで様々な分野で活躍しているIoT製品。

業務改善のためにIoTを導入してみたいが何から始めればいいかわからない、具体的なイメージが湧かない、IoTを導入したがデータの活用方法がわからない…

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