小野塚様鼎談

ESG市場への全世界の投資総額は2020年時点ですでに35.3兆ドル(約3900兆円)にものぼる一方、日本ではまだその重要性が認識されていないのも事実です。しかし、政府や金融機関、顧客など様々なステークホルダーからESGへの対応要請が強まっており、日本企業、とりわけ国際競争に晒されている日本の製造業には、さらなる変化が求められています。日本の製造業はこの大きな流れをどう捉え、どのような対策を採るべきなのでしょうか。

今回は2023年2月27日に都内で開催されたウェビナー「企業変革×テクノロジーの専門家3人が語る!ESGがもたらす製造業界への影響とDXの可能性」の内容を再構成し、そのダイジェストを前後編にわけてお届けします。

目次

  1. コロナ禍で明らかになった固定化したサプライチェーンの脆弱性
  2. 人手不足とレガシーな業務。山積する課題をどう乗り越えるべきか