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デジタルトランスフォーメーション(DX)の成功事例 GAFAMとは?

入門
2020-07-09

GAFAMの時価総額が東証一部上場企業2170社を上回る

先日衝撃的な発表がありました。2020年5月8日付けの日本経済新聞電子版※1によると”米マイクロソフトや米アップルなど時価総額上位5社の合計が、東証1部約2170社の合計を上回った。”そうです。

2015年時点では5社合計の時価総額は約261兆円、その時の東証一部上場企業全体の時価総額は約572兆円でした。ダブルスコア状態からわずか5年後の2020年4月、GAFAMの時価総額が約558兆円、東証一部上場企業が539兆円となり、ひっくり返されてしまったのです。

※1 2020/5/8 23:31 (2020/5/9 5:42更新)日本経済新聞 電子版「GAFA+Microsoftの時価総額、東証1部超え 560兆円に」より

デジタルトランスフォーメーション(DX)の成功事例 GAFAMとは?

画像引用:2020/5/8 23:31 (2020/5/9 5:42更新)日本経済新聞 電子版
「GAFA+Microsoftの時価総額、東証1部超え 560兆円に」より

GAFAMとは?

ここで、GAFAMとはどんな企業で、なぜこんなにも時価総額を伸ばしているのかを見てみましょう。

GAFAMとは、Google・Amazon・Facebook・Apple・Microsoftの企業名の頭文字をとった呼び名で、ガーファムもしくはガファムと発音されています。これらの企業はかつて「IT企業」などと呼ばれていましたが、今ではデジタルトランスフォーメーション(DX)をどこよりも早く実現し、社会にとってなくてはならないサービスや商品を提供しているデジタル企業と言えます。

それぞれどんなサービス/商品を提供しているのかを念のために見てみましょう。

Google・・・「ググる」という言葉すら使われているほどの世界最大の検索エンジン
Amazon・・・世界最大のオンラインショッピングサービス
Facebook・・・世界最大のSNS
Apple・・・世界最高品質と呼ばれるiPhoneやMacなどのデジタルデバイス
Microsoft・・・世界最大シェアのOS/ソフト開発

まあ、当然といえるかもしれませんが、すごい企業ばかりですね。すべて「世界最大・最高」という言葉で企業説明ができてしまいます。世界最大・最高を誇る企業だからこそ、投資家からの信頼を集め、時価総額を伸ばしているのだと言えます。

では、なぜGAFAMは他の企業に先駆けてデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現し、世界中の人に受け入れられ続けているのでしょうか?

デジタルトランスフォーメーション(DX)の成功事例 GAFAMとは?

GAFAMがDXを実現したビジネスモデルとは?

世界的に見ると新型コロナウイルスの影響で業績と株価が下がってしまっている企業が多くあります。その中でもGAFAMが投資家に評価され、時価総額を伸ばしているのは、それぞれのビジネスモデルに特長があるからと言えます。

GoogleとFacebookは広告収入、Amazonは通販と手数料、Appleはデジタルガジェット販売、Microsoftはソフトウェア販売がメインです。GAFAMのビジネスモデル自体はそれぞれ違いますが、共通しているのはすべての企業がデジタルやデータを活用してサービスや商品を提供している、という点です。

Googleは1990年代後半のインターネット黎明期に、当時主流だったディレクトリ型検索エンジンではなくロボット型検索エンジンを開発し、検索市場にデビューしました。世界的に検索回数がうなぎ上りに伸びている中、検索連動型広告をリリースして多額の広告収入を得られるようになりました。

Amazonはモノは商店で買うもの、という既成概念を切り崩し、インターネットでポチっとクリックするだけであらゆる商品が自宅にすぐ届くというサービスを提供し、ユーザーの利便性を著しく上昇させました。

Facebookはインターネット上での交流は匿名が主流の時代に、実名登録が必要なSNSを立ち上げ、世の中に受け入れられました。匿名SNSなどと違いFacebookは実名で登録をして利用すること、またビジネスユーザーが多いため、多額の広告収入を得られています。

Appleはコンピューター関連商品は四角くて難しいもの、という概念を覆し、iPhoneやMacのような少し丸みを帯びたスタイリッシュなデジタルガジェットを次々と発表し、世の中の最先端の感性を持っている人たちに受け入れられました。同等機能を持っている他社製品に比べて倍の値段がついていても、「信者」たちは新製品が出るたびに買い替えてくれます。

MicrosoftはOS市場において1984年に当時先行していたMacOSをWindowsで抜き、世界のPC市場でトップシェアとなり、2009年にはインターネット上で使用されているクライアントの90%のシェアを得ました。

実はMicrosoftは他社に先駆けてクラウド化に取り組んでおり、2008年時点ですでにAzureを発表しています。Windowsを無償化し、Officeをサブスクモデルで提供するなど、「ソフトウェアの販売」から「サービスの提供」によりビジネスシフトするなど、デジタルトランスフォーメーション(DX)の最先端を走っている企業と言っても過言ではありません。

デジタルトランスフォーメーション(DX)の成功事例 GAFAMとは?

最初から大きなビジネスなど無い

今では世界中のトップ企業となっているGAFAMですが、Google、Apple、Amazonは自宅のガレージで創業、FacebookとMicrosoftは創業者が大学在学中に前身となるビジネスをスタートさせたと言われている通り、最初から大資本でビジネスを展開していたわけではありません。

GAFAMの創業者たちは少ない資本の中で、いかにデジタルを駆使してビジネスを組み立てていくかについて毎日毎日考え抜き、自分たちが提供するサービスや商品に落とし込んでいったのです。

いかがでしょうか?今回はデジタルトランスフォーメーション(DX)の成功事例としてGAFAMをご紹介しました。

これからデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組もうと考えられている企業の経営者やご担当者の中には、「自社にはDXを推進するだけの資金も知見もリソースも無い」と嘆かれている方がいるかもしれませんが、それは少しだけ弱気の発言と言えるかもしれません。

もし、デジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組んでみたいが何から始めたら良いか分からないという企業の方は、弊社にご相談ください。DXへの最適な取り組み方法をアドバイス申し上げます。

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