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デジタルトランスフォーメーション(DX)とは何か?企業の課題解決事例をご紹介

事例
2020-02-03
デジタルトランスフォーメーション(DX)とは何か?企業の課題解決事例をご紹介

成功している企業はいち早くデジタルトランスフォーメーションに取り組んでいる

ここ10年ほどでデジタルテクノロジーは大きく進化し、私たちの生活スタイルも随分と変わってきました。朝起きたらすぐにスマホで天気をチェックして、会社ではパソコンを使って競合企業の新製品売上予測をシミュレーションし、自宅に帰ったらサブスク型のストリーミング動画を家族と見る・・・。インターネットやスマホが普及していなかった時代では考えられなかったことです。

「ビジネスで成功している企業」を思い浮かべてみてください。例えばプロ野球球団の保有企業はその運営に多額の費用がかかることから、潤沢な資金を保有していなければ成り立ちません。2リーグ制スタート時の球団の親会社は「鉄道会社」「新聞社」「映画会社」でしたが、今は楽天、ソフトバンク、DeNAなどの「IT系」が名前を連ねています。

楽天の設立は1997年、プロ野球界への参入は2004年です。設立から数年しか経っていない企業がビジネスで成功し、最低でも年間数百億円は運営費がかかると言われているプロ野球球団を保有できたのは、他でもない「デジタルトランスフォーメーション(DX)」にいち早く取り組んでいたからなのです。

ご存知の通り楽天は、店舗に足を運ばなくてもネットでモノが買えるECプラットフォームである楽天市場を創設し、消費者だけでなくモノを販売している側にも「商圏を日本全国に拡大できる」という大きなメリットをもたらしました。

ソフトバンクもDeNAも、そして前社長の前澤さんが球団保有を目指していたZOZOも、すべてデジタルトランスフォーメーションによって市場に変革を起こし、市場優位性を築くことによって、爆発的に売上・利益を伸ばしたのです。

でも、デジタルトランスフォーメーションって、具体的には何をすることなのか、今一つ分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

デジタルトランスフォーメーションとは、デジタルを活用した変革のこと

デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation、DX)とは、データとデジタル技術を活用してビジネスモデルを変革することです。

経済産業省によるデジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドラインには以下のように謳われています。

「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」

引用 経済産業省:デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(2018年12月)

「従来は店舗に行かなければ購入することが出来なかった商品をネットで購入できるECプラットフォームを構築した」ということは、商売の在り方やビジネスモデルの変革にほかなりません。企業は、ビジネス環境の激しい変化に対応しなければならないのです。

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは何か?企業の課題解決事例をご紹介

デジタルトランスフォーメーションの事例を身近なところから見てみよう

ではここで、デジタルトランスフォーメーション(DX)の事例を見てみましょう。

例えばあなたが今、明日の天気を知りたいと思ったらどうしますか?スマホをチェックしますよね?スマホの普及前は、明日の天気を知りたい場合には、何時間も前に新聞に刷られた明日の天気を見るか、ニュース番組の天気予報のコーナーまで待って気象庁発表の天気予報を見るかしか、方法がありませんでした。

それが今や、スマホやパソコンを見れば、いつでも誰でも瞬時に明日の天気を知ることが出来ます。デジタルの力によって、私たちの生活はかなり豊かになっているのです。

一般人向けだけではありません。世界最大の民間気象情報会社である「ウェザーニューズ社」はいち早くDXに取り組み、これまで気象庁が独占していた「気象情報」を独自に提供できる仕組みを整えたことにより、船舶運航企業に気象航路情報の提供を行い始めました。

海上を航行する船舶の課題の1つはいかに安全性の高い航路を決定するかであり、その安全性確保のために詳細な気象情報は不可欠です。天気は経験と勘を基に予想するものであり「天気予報」なんて誰も買わない、と言われていた時代にウェザーニューズ社は独自の気象予測を行い、船舶運航企業に提供することで、世界最大の民間気象情報会社となり、今では170億円の売上がある上場企業になっています。

このウェザーニューズ社の取り組みは、「データとデジタル技術を活用し、ビジネスモデルを変革し、競争上の優位性を確立した」というデジタルトランスフォーメーションの成功事例と言えるのではないかと思います。

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは何か?企業の課題解決事例をご紹介

御社がデジタルトランスフォーメーションに取り組むためには?

経済産業省のDXレポートでは、「2025年の壁」として、

・既存システムは複雑化・ブラックボックス化・老朽化している
・デジタル市場の拡大とともに処理すべきデータ量は年々増加している

などの日本企業が陥っている現状を挙げ、2025年までにシステム刷新を行い、このブラックボックス状態を解消してデータ活用ができない場合は、

1.市場の変化に対応してビジネスモデルを柔軟・迅速に変更することができず、デジタル競争の敗者になってしまう
2.システムの維持管理費が高額化することで技術的負債を抱え、業務基盤そのものの維持・継承が困難になる
3.保守運用の担い手不足によりサイバーセキュリティや事故・災害によるシステムトラブルやデータ滅失・流出等のリスクが高まる

参照 経済産業省:DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開(2018年9月)

と警鐘を鳴らしています。中央省庁が民間企業に対して提言を行ったことに多くの関係者が衝撃を受けましたが、それだけ日本企業のシステム環境はマズイ状態だと言えるでしょう。

デジタル競争の敗者にはなりたくないですよね。では、御社がデジタルトランスフォーメーションに取り組むためには、何から始めたら良いのでしょうか?
まずは、DXレポートでも強調されているように、「2025年までにシステム刷新を集中的に推進する」必要があります。

デジタルトランスフォーメーションの実現には、新たなデジタル技術を活用して、どのようにビジネスを変革していくかという経営戦略そのものが不可欠です。一方、経営者からDXに関する具体的なビジョンが提示されないまま、「AIを使って何かできないか」というような曖昧な指示が出され、PoC((Proof of Concept:コンセプトの検証工程)が繰り返されるものの、ビジネスの改革に繋がらないといったケースも多いようです。

IT専門調査会社のIDC Japan株式会社は、DXについて「新しい製品やサービス、新しいビジネスモデルを通して、競争上の優位性を確立すること」そして「企業が生き残るための鍵は、ITを強力に生かせるかにかかっている」とDXの重要性を強調しています。

御社がデジタルトランスフォーメーションを実現するためには、まずは経営層が自社の経営戦略を固めることから始めましょう。
そのためには、様々なデジタルトランスフォーメーションの事例を研究し、「自社が集中して刷新すべきシステムはどこなのか」を検討することをおすすめします。

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは何か?企業の課題解決事例をご紹介

こちらのページでは

  • システム改善による売上拡大とコスト低減を両立させたDX事例
  • SFAのカスタマイズにより顧客データの保存先と形式を統一したシステム構築例
  • 自動車部品製造ラインの制御プログラム開発例

などのユースケースや、弊社クライアントのデジタルトランスフォーメーション成功事例を多数ご紹介しています。経営戦略策定のためにご参照いただければ幸いです。

僭越ながら、デジタルトランスフォーメーション成功の鍵は、「御社の現状と将来の方向性を理解し、進むべき道と課題を共感した後に、その課題解決に必要なシステム開発を行えるパートナーベンダー」を探しだし、長期的な視点で共に取り組めるかどうかにかかっているのではないかと思われます。

弊社もそのパートナーベンダーの候補に加えていただけることを楽しみにしています。御社ビジネスモデルの変革、デジタルトランスフォーメーションの実現に向け、ぜひ一緒に取り組んでいきましょう!ぜひ、コアコンセプト・テクノロジーにお問い合わせください。

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