1世紀以上の歴史を持ち、超精密な加工を可能とする「微細加工機」で世界トップクラスの評価を受けている碌々産業。その実績は完成した製品からは見えにくいものの、数千万画素のカメラをスマートフォンに搭載することを可能にするなど、画期的なイノベーションには不可欠な存在です。常に時代の何歩も先を見据え、最先端技術の開発に取り組む同社が抱える課題や、今後の企業戦略について、代表取締役社長の海藤満さんにお話を伺い
高層ビルなどの大規模施設では、空調用熱源機械に最適な運転をしてもらうために放熱部分の役割を担う「冷却塔」や、人にやさしい快適な屋内空間を創り出すために最適な気流を生み出す「吹出口」が重要な役割を果たしています。こうした空調設備において、国内トップクラスのシェアを誇るのが空研工業です。今後グローバル進出を目指すという同社がどのような課題を抱え、パートナー企業に何を期待しているのか、常務取締役の清國栄